胃カメラについて
Gastroscope
当院では、経口内視鏡検査、経鼻内視鏡検査の2種類の方法で検査を行っております。
・経口内視鏡
口から挿入する方法。
解像度がよく、綺麗に見えます。(病気が見つけやすい。)
・経鼻内視鏡
鼻から挿入する方法。
口から挿入する内視鏡がつらい方にお勧めしています。
嘔吐反射が生じにくい。
会話が出来る。受診者の方の思いや状況を伝えられ、不安が軽くなります。
細かい内視鏡を鼻から挿入する経鼻内視鏡を施行することによって苦痛がやわらぎ、
鎮静剤を使用しなくても楽に検査を受けられる方も多くなっています。
鎮静剤
健診センターでは、他の方法が困難な方にのみ、お勧めしています。
静脈注射で、うとうとする程度のお薬を安全に注意して使用しますが、
血圧が下がったり、呼吸が弱くなる危険がありますので、検査中モニターをつけ、検査後も
意識がはっきりするまでは、しばらく休んでいただきます。
検査当日の自動車、バイク、自転車などの運転、飲酒はできません。
主な偶発症
・呼吸抑制(呼吸数の低下、呼吸停止)・循環抑制(血圧低下、心拍数低下)
・健忘(検査前後のことを忘れてしまう)
・覚醒の遅れ・覚醒後の再鎮静・注意力低下
・反射運動能力低下(ふらつき・転倒)
・静脈炎(針を刺した血管の周囲が赤く腫れ、痛みが生じること)等
※鎮静剤の効果は個人や体調により異なります。
全く無感覚のまま検査が終了することをお約束するものではありません。
使用できない方
・鎮静剤の使用で具合が悪くなったことがある方
・重症筋無力症の方
・急性閉塞隅角縁内障の方
・重症の睡眠時無呼吸症候群の方
・最高血圧が90未満の方
・医師が不適当と判断した方
【検査を受けていただく方への注意事項】
検査前日
夕食は消化の良いものを午後8時までに済ませてください。
(午後検査の方は24時までに食事を済ませてください。)
水分(水・茶・色のついていないスポーツドリンク・経口補水液)は
摂っていただいても結構です。
検査当日
朝食は取らないでください(水のみ可)
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お問い合わせ
FAX 0980-84-3093(健診センター直通)
※平日12:00~17:00